「映える写真」は編集で決まる!
SNSで「いいね!」や保存を集める写真には共通する特徴があります。
それは目を引く色味・構図・補正が的確に施されていること。
この記事では、初心者でも真似できる「SNS映え」を作る編集のコツと、シーン別のレシピをわかりやすく紹介します。
SNS映えの3大ポイント
- 色味の統一感:フィード全体の印象にも影響
- 構図の工夫:トリミングと角度で印象が変わる
- 補正の精度:明るさ・コントラスト・彩度のバランス
基本の編集レシピ|どんな写真にも使えるベース
① 明るさとコントラスト
- 露出:+0.3〜0.7程度(少し明るめ)
- コントラスト:+10〜20(締まりを出す)
② 彩度と自然な彩度(バイブランス)
- 彩度:控えめに(+5〜10)
- 自然な彩度:+15〜30 → 肌色を飛ばさず色味を強調
③ シャドウとハイライトの調整
- シャドウ:+10〜20 → 暗部の情報を引き出す
- ハイライト:-10〜-20 → 白飛びを防ぐ
シーン別・編集レシピ集
📷 カフェ写真(食べ物・ドリンク)
- 白背景をやや暖色寄りに(色温度+10〜15)
- シャドウを明るめにしてやさしい雰囲気
- 彩度は控えめ、自然な彩度を強める
- 明瞭度:-5〜-10 → 柔らかさを演出
🌇 夕景・夜景
- 露出:やや低め(-0.3〜-0.7)で空気感を残す
- 色温度:青寄りでクールな印象に
- コントラスト:強めにしてメリハリを
- 彩度:強めにして色の深みを強調
🌿 自然・風景
- HSLで緑の色相を調整(黄緑→青緑へ)
- 彩度は全体的に+10〜15で活き活きさを
- 明瞭度やテクスチャは+方向で立体感を
👩 ポートレート
- オレンジ系の彩度・輝度を調整して肌色を整える
- 明瞭度:-10前後で肌を滑らかに
- 瞳部分のみシャープネスを部分的に強化
🎨 フィードに統一感を持たせるレシピ
- 色温度を揃える(暖色系 or 寒色系)
- 同じプリセットを使って統一感を出す
- ホワイトバランスやトーンカーブをプリセット化
アプリ別おすすめ設定
Lightroom Mobile
- プロファイル「モダン」「ビビッド」などを活用
- カラーグレーディング:ハイライト→暖色、シャドウ→寒色
- HSLで細かく色を調整
Snapseed
- 画像調整 → 明るさ・彩度・環境を使ってベースを整える
- カーブでトーンを整え、シャドウとハイライトを明瞭に
- ブラシツールで部分的に明るさや彩度を調整
投稿前のチェックポイント
- 写真の主題が明確か?
- フィードの他の写真とトーンが合っているか?
- 不自然な補正になっていないか?(彩度・明瞭度)
まとめ:写真に一手間加えるだけで、印象は劇的に変わる
SNSで目を引く写真は、決して「特別なカメラ」で撮っているわけではありません。
ほんの少しの明るさ調整や、色味の統一でグッと映える仕上がりになります。
今回紹介した編集レシピを参考に、自分らしいSNS写真を楽しんでください!