「カメラバッグって結局どれがいいの?」
カメラやレンズを買い揃えたあとに悩むのが、カメラバッグの選び方です。機材を安全に持ち運ぶだけでなく、撮影中の使いやすさや見た目の好みなど、意外とこだわりポイントが多いアイテム。
この記事では、カメラバッグのタイプ別の特徴と選び方のポイントを詳しく解説しながら、初心者にもおすすめのモデルをご紹介します。
カメラバッグを選ぶ前に知っておきたい3つの視点
- ① 機材の量とサイズ:カメラ1台+レンズ1本?レンズ3本+三脚?
- ② 撮影スタイル:日常スナップ?登山?街歩き?
- ③ 移動手段:徒歩が多い?自転車?車移動?
これらを明確にすることで、自分にとって使いやすいバッグの「タイプ」が見えてきます。
カメラバッグのタイプ別特徴とおすすめシーン
■ リュックタイプ
特徴:両肩で支えるため長時間の持ち歩きが快適。収納力も高く、機材が多い人に向いています。
- ◎ 登山・旅行・機材が多い撮影
- ◎ 背中全面で支えるので負担が分散される
- △ バッグを下ろさないと機材にアクセスできないことも
おすすめモデル
- Peak Design Everyday Backpack
- Lowepro ProTactic BP 350 AW II
■ ショルダータイプ
特徴:片掛けでサッと機材が取り出せるのが魅力。カジュアルな見た目のものも多く、街歩きやイベント撮影に◎
- ◎ カメラ1台+レンズ1〜2本のミニマルな装備に
- ◎ 肩から下げたままレンズ交換しやすい
- △ 長時間持つと片肩が疲れやすい
おすすめモデル
- ONA The Bowery
- ARTISAN&ARTIST GDR-212
■ スリングタイプ
特徴:背負ったままバッグを前に回して取り出せる、機動性の高いスタイル。街中スナップやVlogにも最適。
- ◎ 瞬時に機材を出し入れできる
- ◎ コンパクトで邪魔にならない
- △ 収納力はやや少なめ
おすすめモデル
- Peak Design Everyday Sling
- Manfrotto Street Sling
■ メッセンジャータイプ
特徴:ショルダーと似ているが、横長でPCや書類も入りやすい。ビジネスバッグ兼カメラバッグとしても◎
- ◎ 通勤・街撮りなどマルチに使える
- ◎ 見た目がスタイリッシュ
- △ 防水性がないモデルもあるので注意
おすすめモデル
- DOMKE F-802
- Think Tank Retrospective 7
選ぶときに注目したい便利ポイント
■ クイックアクセス構造
バッグを完全に開けなくても、側面や上部から機材を出し入れできる構造は、シャッターチャンスを逃さない大きなポイントです。
■ インナーボックス(パッド付き仕切り)
カメラ・レンズを安全に収納できる仕切りや、取り外せるインナーボックス付きは機材の保護性が高いです。
■ 三脚ホルダー付き
小型三脚〜中型三脚を固定できるホルダーがあると、風景撮影・夜景撮影でも活躍します。
■ 防水性・撥水加工
急な雨でも安心な撥水加工・レインカバー付きモデルは、アウトドア派には必須。
■ PC・タブレット収納ポケット
写真編集やバックアップ用にPCを持ち歩く方は、クッション入りPC収納ポケットがあると便利です。
カメラバッグを選ぶときの失敗しないポイント
- ✔ 撮影スタイルに合っているか?
- ✔ 収納力は足りているか?
- ✔ 持ち歩きやすい重さ・サイズか?
- ✔ 機材へのアクセスがしやすい構造か?
- ✔ 雨や衝撃への対策は十分か?
「見た目が気に入った」だけで選んでしまうと、後から「思ったより小さかった」「使いにくい」と感じてしまうことも。使用シーンを明確にすることが、後悔しないコツです。
まとめ:最適なバッグは“使い方”から選ぼう
カメラバッグは機材を守る大切なアイテムであると同時に、撮影体験を快適にする存在でもあります。
「1日中歩くならリュック」「サッと取り出したいならスリング」「街中でスマートに使いたいならメッセンジャー」など、自分のライフスタイルや撮影スタイルに合ったタイプを選ぶことで、撮影がもっと楽しく、効率的になります。
ShutterSparkでは、これからも初心者が迷わず選べるようなガイドを発信していきます。あなたにぴったりのカメラバッグを見つけて、もっと快適な撮影ライフを楽しんでください!